トナリノ広報部では現在、コミュニティメンバーのみなさんと一緒に、「アクティブ・ブック・ダイアローグ®」という読書手法を応用し、複数人で1冊の本を分担して読み、その内容をシェアし合う形式の読書会を試しに開催しています。
私たちが開催するABDで大切にしていることは、以下の2点です。
- 本のテーマを起点に、同業者同士が雑談や情報交換をすること
- 事前準備が必要なく、対象の本さえ購入すれば参加できること
今回選んだ一冊
『「わかってもらう」ということ──他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方』川添 愛 著(2025)
読書会で扱いたい本の候補をいくつか挙げて運営チームで検討していたとき、目にとまったのがこの本の目次でした。
「質問をわかってもらう」「連絡・依頼・指示をわかってもらう」「説明をわかってもらう」……。
それはまさに、ステークホルダーとのコミュニケーションで必要になるスキルなのではないでしょうか。
今回は本書を読んで、言語学者かつ作家である著者が記した「言葉の使い方」を知り、私たちの仕事での「言葉の使い方」との共通点や差異を考えながら、業務に役立つヒントを得られればと考えました。
当日の流れ
当日の流れは、以下の通り。
- 読む箇所を選んで要約し、スライドに記入する(25分)
- 要約した内容を、順番に参加者全員に伝える(各2分)
今回は1人1章のサマライズを担当したため、これまでより少し長めにまとめる時間を取りました。

サンプルとして作成した第1章のサマリー
今回サマライズしたのは、以下の章でした。
- 第三章 質問をわかってもらう
- 第五章 説明をわかってもらう
- 第六章 意見をわかってもらう
- 第七章 感覚・感情をわかってもらう
- 第八章 言葉を選ぶ
サマリー発表後の自由なトークタイムでは、こんな話が。
- オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョンは、それぞれどんな時に有効か?
- 「スーツケースワード」は初めて知った/使いがちだなと感じた
- 「思い入れのあるムダなこと」を話してしまうのは、取材する側になったときにもやってしまいがち
- 「だから何」を伝えることの重要さ
今回は参加者5名と人数が増えたこともあり、もともと比較的読みやすい本ではありますが、たった1時間で5章分の学びのエッセンスを得られる時間となりました。
それぞれがこの本から連想したエピソードをもとに、仕事の場面での具体的な活かし方を考えることができるのも、人と一緒に読む読書会ならではのメリットだなとあらためて感じた会でした。
この「みんなで分担して気軽に本を読む会」は、基本的にコミュニティメンバー向けのイベントとして実施していますが、メルマガ会員のみなさまにも参加いただけるようにしています。(メルマガ登録自体は無料ですが、イベント参加は有料)
「参加してみたい」という方は、よろしければトナリノ広報部のメールマガジンにご登録ください。登録自体は無料です。
― メールマガジン(無料)配信中 ―
