この記事では、2021年3月25日に開催した交流会【広報×編集・ライティングの仕事に役立つ「ツール」の話をしよう】にて、みなさんからシェアいただいたツールやWebサービスをご紹介しています。ご自身に合ったものがありましたら、日々のお仕事でぜひ使ってみてください。
執筆編
▼Scrivener
https://www.literatureandlatte.com/scrivener/overview
取材時のメモや、集めた情報を確認しながら原稿を執筆するのに便利なアプリ。アウトライン作成機能などもあり、使いこなせるとすごく便利そうです。
参考)Mac版を使用されている方の所感レビュー
https://maemukipapa.com/2018/01/10/scrivener3/
書き起こし編
▼CasualTranscriber
https://sites.google.com/site/casualconcj/yutiriti-puroguramu/casualtranscriber
書き起こしに便利なフリーソフト。数秒戻したり一時停止したりと、書き起こしする際に必要な動作に対し、自分で好きなショートカットキーを割り当てられます。Mac用のみ。
▼okoshiyasu
http://www12.plala.or.jp/mojo/
こちらはWindows版でよく使われる書き起こしフリーソフトです。
<自動書き起こしも進化中!>
「自動ですべてのインタビューを書き起こしてくれないか……」と、ライティングの仕事をしている方なら一度は思ったことがあるのではないでしょうか。これまで、実務に使うには精度がイマイチだった日本語の自動入力も、ずいぶんと進化していてさまざまなサービスが出てきています。
▼Notta
▼UDトーク
▼RimoVoice
スケジュール調整編
取材日程や打ち合わせの調整を効率化してくれるツール。ダブルブッキングや言い間違い・聞き間違いなどを防ぐこともできますね。
▼biskett
Googleカレンダーと連携して、空いている時間から自動的に日程候補を表示してくれるサービスです。相手はリンクから日程を選ぶだけ。1人なら月額750円で利用可能。
▼TimeRex
複数人の日程調整で広く利用されているサービス「調整さん」から、個別の日程調整用サービスが登場。チーム利用ができるほか、日程が予約されると同時にzoomなどのURLも自動的に発行してくれます。1人であれば無料で利用可能。
情報収集・整理編
今回、あまり詳しく掘り下げて話すことができなかったのですが、収集した情報の整理・活用の仕方については、またどこかでじっくり勉強会をしてみたいと思っています。今回は話題に上がったツールのみをご紹介します。
▼feedly
https://feedly.com/
▼Notion
https://www.notion.so/
参考)Notionについては、活用法をまとめている記事が多々あるのでぜひ参考に
▼Twilog
気になる記事はTwitterでつぶやいておいて、Twilogで後から検索する、という方もいらっしゃいました。
コミュニケーション編
▼Figma
主にWebデザインやアプリケーションの開発時などに活用されているツール。共同編集が可能なので、記事をサンプルで制作し、クライアントと認識合わせをする際などに役立てられそうです。
▼miro
トナリノ広報部でもよく使っている、オンラインホワイトボード。ワークショップやブレストを行う際に、一つのボードを数人でシェアしながら進行できます。付箋を使ったり、手書きで書き込んだりすることも可能。
▼MURAL
miroと同じような形で活用することが可能なオンラインホワイトボード。アジャイル開発などの場で使われているとのこと。月額12ドルから。
▼AUN(あうん)
画像やPDFファイルや、WebページのURLを入力すると、任意の箇所にコメントを入れた共有URLを生成することができるサービス。ちょっとした原稿や、デザインの修正に役立ちます。
▼Around
zoom等に変わって注目されているビデオ通話ツール。トナリノ広報部でも、数名のミーティングや交流会で試しに使っています。フィルターに工夫がされていて、顔や部屋の中など、カメラ映りを気にすることなく気軽にビデオ通話をすることができます。無料で使えますが、現時点ではアプリのダウンロードが必要。
手間がかかると思い込んでいた作業も、ちょっとしたツールを使うことによって一気に便利になることがありますよね。今後もみなさんとの情報交換を継続し、こうした役立つ情報を共有していきます。